加齢臭とは別名エイジングノートとも言われていて、不飽和アルデヒドであるノネナールが原因となって発せられている中高年特有の体臭の事です。
これは2000年12月11日、資生堂の研究所が発表した出来事で、この加齢臭は最近出来た物ではなく、俗に言う『オヤジ臭』の事を指しているのです。
オヤジ臭と言うと中高年の男性からしか臭いが出ない様な感じがしてしまいますが、女性からももちろん加齢臭が出ると言う事が分かっています。
加齢臭とは言っても実際にどんな臭いなのか分かるでしょうか?例えて言うならロウソクのような臭いと言われています。
では何故加齢臭と言うのが出てくる様になったのでしょうか?
そもそも日本人は体臭があまり無いと言われていた人種だったのですが、最近加齢臭や体臭で悩む人が増えて来ているように感じます。原因として考えられるのは食生活の遷移ではないかと思うのです。話は戦争時まで遡りますが、戦前は和食中心の食生活が取られていた為に体臭が発生しにくかったのですが、戦後~今にかけては肉や乳製品と言ったような体臭が発生しやすい食生活に移り変わった為だと言われています。
これは動物性脂肪が多いせいで、体内で酸化してしまう為に体臭として発生してしまうと言う事になります。
動物性脂肪はただでは酸化しないのですが、喫煙やお酒、ストレス、油っぽい食べ物と言ったものが原因で酸化してしまうのです。
また男性の方が加齢臭のイメージが強いのは皮脂の分泌量が多いからだと言われています。
「加齢臭」の臭いと言うのはどう言う臭いだと思いますか?良く言うのは大体「ロウソク見たいな感じ」「チーズの青臭さ」「ちょっと古い本の様な臭い」と言う様な感じではないでしょうか。こういった臭いだけ聞いているとあまりこの臭いが苦手だと言う方は多くはいないと思います。
本来「加齢臭」と言う言葉は無かったのですが、昔から「オヤジ臭い」「おじいちゃんとかおばあちゃんの臭い」と言う言葉と言うのは存在していたような気がします。加齢臭と言うのは年齢を重ねるとどうしても出て来る物だと思うのですが、この臭いを嗅いでいる方の嗅覚に関して問題が無いとは言いかねないと思うのです。人間の臭いを嗅ぐ能力、つまり「嗅覚」は3~4歳と言った比較的小さい頃に完成してしまうと思います。この頃に自分の周りにおじいちゃんや、おばあちゃんがいて一緒に暮らしていたと言う人にはこの臭いって「嫌な臭い」と言うよりは「懐かしい臭い」だと思うのです。この臭いを嗅ぐ度に昔の事を思い出すのではないでしょうか。
今の世の中、核家族化が進んで来ていて、おじいちゃんやおばあちゃんと一緒に暮らすと言う機会が少なくなっている様な気がします。となるとこう言った臭いと縁が無いような感じになりますので加齢臭が「嫌な臭い」とか「苦手な臭い」と言う様な感じになるのだと思います。小さい頃に育った環境によっても加齢臭の感じ方が変わってくると言う様な感じになると思います。
